プリント配線板表面処理薬剤

耐熱型水溶性プレフラックスとは
プリント配線板の銅回路部分を酸化から守り、良好なはんだ付け性を維持するための表面処理剤のことです。そして部品実装時においては、良好なはんだ付け性を維持・確保する役割を担っています。
基本情報
構成成分
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イミダゾール化合物
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銅イオン
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有機酸
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水
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処理例
40℃/30-90秒浸漬することにより銅回路上に約0.2~0.3μmの有機皮膜が形成される。

役割・要求特性
水溶性プレフラックスの役割
はんだ付けを通じて、基板メーカーとセットメーカーの橋渡しをする。

水溶性プレフラックスの要求特性(例)
良好なはんだ付け性の維持・確保

良い状態
銅箔部分がはんだで完全に覆われている
銅箔部分がはんだで完全に覆われている

悪い状態
銅箔部分の一部が露出している
銅箔部分の一部が露出している
造膜メカニズム・処理ライン
水溶性プレフラックス膜の造膜メカニズム(推定)
良好なはんだ付け性の維持・確保

水溶性プレフラックス処理ライン例
