微生物・酵素剤
「ハイポルカ」
「ハイポルカ」は各種の高活性有用菌を用途に合わせて選抜配合した微生物・酵素剤です。排水の性質に合った有用菌が速やかに優先種になって、活性汚泥の生物処理機能を飛躍的に高めます。
特長
-
-
微生物含有量が多い
-
浄化速度が速い
-
低水温でも効果を発揮
-
微生物の種類を豊富に配合
-
安定した品質と高い安全性
-
pH5という環境下でも効果を発揮
-
用途別一覧表
ハイポルカ S/ニューWS/WB/バイオシーダー
-
ハイポルカS (スーパーシード / 粉末)
- ●種付け、維持管理用
●荷姿:
Sバルク:5kg段ボール箱(5kg×1袋)
S-20:20kg段ボール箱(5kg×4袋)
- 好気性菌と通性嫌気性菌を配合したシーディング剤です。「ミクロフローラCNP」と併用することで、投入後7~10日間で活性汚泥ができます。嫌気性濾床、接触酸化槽、膜分離式活性汚泥槽の種付け、維持管理にもご使用いただけます。
- ●種付け、維持管理用
用法・用量
-
初期投入:150mg/L(ばっ気槽容量基準)ばっ気槽に投入。
(できれば1日50mg/Lずつ、連続3日間で分割投入してください。)
投入量(kg)=ばっ気槽容量(㎥)×0.15(kg/㎥) -
維持管理:毎週1回、10mg/L(ばっ気槽容量基準)をばっ気槽に投入。
投入量(kg)=ばっ気槽容量(㎥)×0.01(kg/㎥)
-
ハイポルカ・ニューWS (ワイドシーディング / 顆粒)
- ●大型施設専用種付け、維持管理用
●荷姿:20kg段ボール箱(5kg×4袋)
- 「ハイポルカS」に栄養剤を配合したシーディング剤です。新規の立ち上げ、古くなった活性汚泥や生物膜の作り直し、長期間休止時の維持管理用として、幅広くご使用いただけます。また顆粒になっていますので、投入時の粉立ちが少なくなっています。
- ●大型施設専用種付け、維持管理用
用法・用量
-
初期投入:200〜1,500mg/L(ばっ気槽容量基準)をばっ気槽に投入。
投入量(kg)=ばっ気槽容量(㎥)×0.2〜1.5(kg/㎥) -
維持管理:毎週1回、50mg/L(ばっ気槽容量基準)をばっ気槽に投入。
投入量(kg)=ばっ気槽容量(㎥)×0.05(kg/㎥)
※膜分離型浄化槽(MBR)のシーディングには「ハイポルカ・ニューWS」はご使用いただけません。
「ハイポルカWB」をご使用ください。MLSSを3,000mg/Lに調整する場合、投入量は6,000mg/Lとなります。
-
ハイポルカWB (バルキー(ニュータイプ)/粉末)
- ●糸状性細菌駆除後の種付け用
●荷姿:20kg段ボール箱(5kg×4袋)
- フロック形成菌を豊富に配合しています。「バルハンター」で糸状性細菌を駆除した後に種付け用としてご使用ください。また化学的凝集成分を含みませんので、膜分離式現場の種付け用にもご使用いただけます。
- ●糸状性細菌駆除後の種付け用
用法・用量
-
初期投入:200〜1,500mg/L(ばっ気槽容量基準)をばっ気槽に投入。
投入量(kg)=ばっ気槽容量(㎥)×0.2〜1.5(kg/㎥) -
維持管理:毎週1回、50mg/L(ばっ気槽容量基準)をばっ気槽に投入。
投入量(kg)=ばっ気槽容量(㎥)×0.05(kg/㎥)
※MLSSを3,000mg/Lに調整する場合、投入量は6,000mg/Lとなります。
-
バイオシーダー(粉末) 小型合併浄化槽用シーディング剤
- ●荷姿:
18kg段ボール箱
(450g×40小箱(25g水溶性パック×18包))
- ・好気性と嫌気性の微生物群が、排水中の有機物を速やかに分解して優占種となり、短期間で浄化槽の生物処理機能を発揮させます。
・処理機能の悪化した浄化槽の機能回復にも有効です。
・高分子凝集成分を含みませんので、膜分離タイプの浄化槽にもご使用いただけます。
・消臭成分による速効的効果と、微生物による持続的効果で、強力な脱臭効果を発揮します。
・水溶性パック入りですので、そのまま投入してください。
- ●荷姿:
用法・用量 (合併浄化槽5〜10人槽の場合)
-
新設浄化槽の種付け
水張り後、ブロワーの運転を開始した後、嫌気濾床槽から12包を投入してください。 -
定期清掃役の種付け
嫌気濾床槽から8包を投入してください。 -
処理機能の回復
嫌気濾床槽から8包を投入してください。 -
悪臭の脱臭
トイレから2〜3包を流してください。
ハイポルカ O/OL
-
ハイポルカO (オイルカット/粉末)
- ●油脂分解促進用
●荷姿:
Oバルク:5kg段ボール箱(5kg×1袋)
O-20:20kg段ボール箱(5kg×4袋)
- 高性能な油脂分解菌に油脂分解酵素を配合しています。レストラン、ホテル、食品加工場などの油分の多い排水処理の維持管理や、機能回復剤としてご使用ください。
- ●油脂分解促進用
用法・用量
-
初期投入:150mg/L(ばっ気槽容量基準)ばっ気槽に投入。
(できれば1日50mg/Lずつ、連続3日間で分割投入してください。)
投入量(kg)=ばっ気槽容量(㎥)×0.15(kg/㎥) -
維持管理:毎週1回、10mg/L(ばっ気槽容量基準)をばっ気槽に投入。
投入量(kg)=ばっ気槽容量(㎥)×0.01(kg/㎥)
-
ハイポルカOL (オイルカット/液体)
- ●油脂分解促進用、維持管理用
●荷姿:
OL-5:5kgバッグインボックス
OL-20:20kgバッグインボックス
- ■汚泥の中に蓄積した油分の速効的分解
■油分の多い浄化槽の維持管理
■扱いやすい液状でポンプ注入が可能
油脂分解酵素に油脂分解菌を配合しています。油脂分解酵素を主成分にしていますので、固形化した動物油などの液状化の促進や、汚泥の中に蓄積した油脂分の分解にも速効性を発揮します。また液体になっていますので、定量ポンプによる連続供給が可能です。
- ●油脂分解促進用、維持管理用
用法・用量
-
ノルマルヘキサン抽出物質量(n-hex)がわかっている場合
投入量(L/日)=排水量(㎥/日)×n-hex濃度(mg/L)÷1,000×0.05 -
ノルマルヘキサン抽出物質量(n-hex)が不明の場合
投入量(L/日)=排水量(㎥/日)×0.01
※n-hex濃度を200mg/Lで試算していますので、現場の状況によって投入量を加減してください。
ハイポルカ R/CR/K
-
ハイポルカR (リフレッシュ/粉末)
- ●機能回復、悪臭防除用
●荷姿:
Rバルク:5kg段ボール箱(5kg×1袋)
R-20:20kg段ボール箱(5kg×4袋)
- 有機物分解に優れた有用菌を豊富に配合しています。難分解性CODの処理(詳しくは弊社までお問い合わせください)、負荷変動や高負荷運転のため浄化機能が低下した場合の機能回復剤としてご使用いただけます。
- ●機能回復、悪臭防除用
用法・用量
-
初期投入:150mg/L(ばっ気槽容量基準)ばっ気槽に投入。
(できれば1日50mg/Lずつ、連続3日間で分割投入してください。)
投入量(kg)=ばっ気槽容量(㎥)×0.15(kg/㎥) -
維持管理:毎週1回、10mg/L(ばっ気槽容量基準)をばっ気槽に投入。
投入量(kg)=ばっ気槽容量(㎥)×0.01(kg/㎥)
-
ハイポルカCR (チッソリダクション/粉末)
- ●脱窒促進用(し尿・下水処理専用)
●荷姿:20kg段ボール箱(5kg×4袋)
- し尿・下水処理の窒素除去プロセスにおいて、窒素除去機能の安定化を図ります。し尿処理においては、浄化槽汚泥受入れ比率が高くなり、低負荷状態になっている施設の処理の安定化に有効です。
- ●脱窒促進用(し尿・下水処理専用)
用法・用量
-
受入量に対して100〜300mg/Lをばっ気槽に投入。
投入量(kg/日)=し尿・浄化槽汚泥量(kL/日)×0.1〜0.3(kg/kL)
-
ハイポルカK (ケンキ/粉末)
- ●嫌気消化槽の種付け、機能向上用
●荷姿:20kg段ボール箱(10kg×2袋)
- 酸発酵に優れた通性嫌気性菌を配合した嫌気性消化槽用のシーディング剤です。有機物を有機酸やアルコールに分解し、次のメタン発酵へのつなぎをスムーズにします。
- ●嫌気消化槽の種付け、機能向上用
用法・用量
-
初期投入:100mg/L(嫌気消化槽容量基準)を嫌気消化槽に投入。
投入量(kg)=嫌気消化槽容量(㎥)×0.1(kg/㎥) -
維持管理:毎週1回、30mg/L(嫌気消化槽容量基準)を嫌気消化槽に投入。
投入量(kg)=嫌気消化槽容量(㎥)×0.03(kg/㎥)